肌の調子がイマイチなとき、ふと、「私のスキンケアの方法ってこれでいい?」って思ったり、いつもお肌がきれいな人を見ると、「どんなふうにスキンケアしてるんだろう?」と考えてみたりしませんか?


スキンケアとは?
そもそも、スキンケア=skincare とは、肌のお手入れのことを言います。つまり、健康で元気な素肌を保つため、化粧水、乳液、クリームなどの基礎化粧品の助けを借りて、肌の手入れをすること。
口紅やアイシャドー、ファンデーションなどを使うメイクアップとは異なり、基礎化粧品を使って行うデイリーケアです。
基本的なスキンケアの考え方
スキンケアを行うのは、乾燥や摩擦、紫外線などの外部刺激から肌を守り、肌の潤いを保つことです。そのために、基礎化粧品のそれぞれのアイテムには役割があります。
クレンジング
どれだけ夜遅くなっても、酔っていても、夜、クレンジングをしないまま眠ることはNGです。
つまり、メイクや日焼け止めなどの油溶性の汚れを落とすのが、クレンジングの役目です。洗顔だけでは十分に落としきれない油溶性の汚れを、クレンジング剤で落とすことが、スキンケアの基本です。メイクをした日には、必ず行います。
洗顔
文字通り、顔を洗うことですが、肌についた汚れや汗、皮脂など水溶性の汚れを落とすことが目的です。
メイクをしなかった日も、就寝前、起床後には洗顔をしましょう。刺激の少ない洗顔料やソープを泡立てて、やさしく洗うことが大切です。
いろいろな種類がありますので、あなたの肌質や目的に合わせて選びましょう。
化粧水
水分を多く含む化粧水は、洗顔後のお肌に保湿成分や美容成分を与えて、次のステップで使うクリームや美容液がなじみやすく、浸透しやすいように肌を整える役割をもっています。
化粧水をコットンに含ませて、パッティングするように肌になじませると効果的です。清潔な肌に、化粧水を使うと、土が水分を吸収して、草花を育てるように、あなたの肌を生き生きとさせます。思い切って、たっぷり使うことが大切です。
美容液
美容液には、肌が必要としている美容成分が凝縮された形で入っています。あなたの肌に何が必要なのか、どんなケアが大切なのかを考えて、それに合わせた美容液をチョイスするといいでしょう。
デイリーケアとして、スペシャルケアとして、美容液はいろいろな使い方ができます。いちばん大切なことは、どんな成分を必要としているのかをしっかり見極めることが大切です。
乳液
化粧水に対して、乳液は文字通り、ミルキーな感じの化粧品です。つまり、水分と油分を適度に補って、肌を整えることが目的です。
20代前半ぐらいまでの若い時は、皮脂の分泌も活発で、乳液を使わず、化粧水だけ、美容液だけというケアの方がいますが、年齢とともに皮脂の分泌も減少してくるので、油分をお肌に補ってあげることは大切です。
特に、乾燥しやすい肌タイプの方には、乳液は必須アイテムです。乳液をスキンケアに積極的に取り入れることをおすすめします。
クリーム
クリームの目的は、肌に油分を十分に補うことです。乳液に比べると、油分の含有量が多いのが特徴です。
乾燥しやすい方、年齢とともに皮脂分泌量が減少してきた方、肌のかさつきが気になる方などは、クリームでしっかりと油分を補い、保湿しましょう。
特に、就寝前に、たっぷりとナイトクリームを塗って眠ると、朝起きたときの潤いが違います。クリームの効果を実感します。
スキンケアの基本手順を確認しておきましょう!
スキンケアは、メーカーやブランドなどによって、若干異なる場合もありますが、基本的な流れは同じです。それと、清潔な手で行うこと、顔周りをターバンやタオルなどでスッキリしておくことの2点が大切です。

朝のスキンケア
洗顔:
まず、手を洗いましょう。そして、洗顔料orソープをしっかり泡立て、ぬるま湯で洗います。洗い残しがないように注意しましょう。
ぬるま湯とは、あなたが思っているより低めの温度のお湯になります。人肌より低めの温度と覚えておいてください。ぬるま湯がおすすめの理由は、皮脂や汚れが落ちやすく、しかし、肌の潤いまで奪わない温度だからです。
化粧水:
化粧水を適量手に取り、手のひらで顔全体になじませましょう。化粧水をコットンに含ませて使うと、化粧水をむらなく肌に届けることができます。その時は、顔の中心から外側にリフトアップさせるイメージでパッティングをするといいでしょう。
乾燥などが気になるところには、重ね塗りや化粧水のコットンパックもおすすめです。コットンパックは、3~5分を目安にしましょう。
美容液:
化粧水同様、適量を手の甲に乗せてから使う方法をおすすめします。必要な部位に、適量を使うことができます。また、高価な美容液の使い過ぎも防げます。
特に気になる部分、ケアしたい部分には、ていねいに美容液をなじませましょう。美容液とは、美容成分を角質層にまで届けることができるように作られたものなので、正しく使えば、あなたのお肌を健やかに保ってくれます。
乳液orクリーム、乳液andクリーム:
目元や頬、口まわりなど乾燥しやすい部分に、乳液やクリームをなじませるようにしましょう。
あなた自身のお肌の乾燥具合に応じて、乳液だけ、クリームだけ、両方と使い分けるといいでしょう。
日焼け止め:
日中の基礎化粧品の最期に、日焼け止めを塗りましょう。夏場だけでなく、どの季節も紫外線に肌は晒されています。日焼け止めは必須アイテムです。
手に、500円玉大の量を取り、額、頬、鼻、あごに塗りますが、内側から外側に向かってなじませるのがポイントです。
夜のスキンケア
夜のスキンケアは、まずクレンジングから始めます。特に、メイクをして、1日を過ごした日には、念入りなクレンジングが必要です。
クレンジング:
クレンジングは、日焼け止めやメイクなどの油溶性の汚れを落とすことが目的です。メイクの濃さに合ったものを選びましょう。
適量を取り、こすり過ぎず、やさしく、しかし確実に汚れを落とすようにしましょう。クレンジングでメイク汚れを落とした後は、クレンジング剤をしっかり洗い流すことが大切です。
クレンジングの後は朝の手順と同じ
クレンジングの後は、朝の手順(日焼け止めを除く)と同じです。夜のお手入れでは、気になるところを時間をかけて丁寧にするのがポイントです。

まとめ
知っているようできちんとは知らないスキンケアの正しい方法をご説明しました。正しくスキンケアを行えば、あなたの肌は、それにきちんと応えてくれます。さぁ、始めましょう!
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